2017年07月15日
よ~く考えてみよ!

2週間くらい前でしたでしょうか…?リハセン福祉センターロビーで
久しぶりに入院中世話になった看護師さんに会い少し話をした・・・
まさに横綱、大関級の体格に無類の「剣」オタクの良きパパさん。
入院中はあれこれ厳しいこと言われたりやらされたりでしたが、
それでも心優しき男です。それこそ私の一番ボロボロな時代を
知ってるし、退院してからの車椅子外来リハ訪問時にもたまに
顔を合わし、今現在までの自分の状況はチラホラとは知ってる感は
あると思います。そんな彼に言われた言葉がグサッと刺さりました。
2012年7月1日、人生が一変しもはやこれまでから5年・・・
ここに転院してきたのが8月の22日だったかな~?もう「治る」とか
「もとどおりに」なんてことはありません。それなのに・・・
あ~だこ~だと愚痴ってると、彼は笑顔でいいます。「サンガワさん!
何を言うとんですか~もう還暦ですよ・・・健康な60歳であっても
あちこちガタが来る年齢ですよ、死にかけた人が5年でここまでは
凄いですよ!、それなのに何をこの上贅沢を言うとるんですか!
健康だった頃どころかそれより前のいくつに戻りたいって思ってるん
ですか?普通の60歳の方よりずっと若いですやん!」・・・グサッ!
自分がガキの頃は「60歳」なんてクソ爺やないか~・・・世が世なら
寿命を越してる年齢でした。食物や医療の進歩で、今やお元気な
お年寄り、バリバリ第一線で仕事してる方たくさんいてはります。
なんか彼にズバリ言われてハッと考えさせられました。
数日後内科診察でその話をドクターにして、最後に「あの〇〇君
チョイ太り過ぎやで~!」と言うとドクターが「患者さんにそんなこと
指摘される看護師ではいけませんね!」と笑顔でナースさんに
話してましたとさ・・・
「昔はこんなことなかったのに」
「昔はこれぐらいのことできたのに」
「昔は‥‥」
「昔は‥‥」
それを叱りながら、程度の差こそあれ
自分も考えているのに気づきますね。
自分の若い頃、その思い出も怪しいものです。
過去は美化しますからね。
でも、「これからだって、まだまだやれる」
そう考えるのは難しいです。
難しいけれど、そうでなくてはいけません。
理想に近づける努力は
それぞれの年齢、状況で、続けなければね。
ホント、自戒の毎日です。
本当に「ハッ」と考えさせられました。
こうなる前に戻れたら・・・ももうほぼほぼ
諦めていますが、でも心のどこかで
こうなる前以上のとこへ、今の年齢も
すっかり忘れたまま愚痴ってる自分が
いたことを痛感しました。まあでもやはり、
それだからこそ、これから先にイマイチ
力が入らない、不安がつきまとう・・・
極論は今の自分が出来ること、これだけは
気をつけることを続けるだけ、そして小さな
目標でも見つけてそれに向かい進むしか
ないですね・・・
生きるって難しいです・・・
人生いろいろと困難なことがあります、人それぞれに‥
明日はどうなっているか、これから先何が起こるかわかりませんよね!
余命宣告を受けている人がいて自分はその人より長生きできるかどうかも‥
生きているって人と心を交わせていること!
最近観た映画からそう感じました(^^)
できないことを言ってばかりだと負の波にのまれそう〜
できること、できそうな目標をもっているとまた力が湧いてきます!
一日一日大切にしたいですね‼️
‥と自分にも言いたいです(^^)
体育館ではこんなに暑い中、汗を一杯かいて
スポーツ頑張ってる障害者の方もいれば、
プールでも片足の膝から下がないお方が
義足を外されて何百メートルも泳がれてる
本当に頭が下がる思いです。
この方々はやはり必死で生きてるですよね、
しかも笑顔で普通に元気に振る舞っています。
自分を鍛え少しでも力をつけ周りの負担軽減の
ために・・・でしょうね~立派だと思います。
クヨクヨ、これから先どうなるんだろう?・・・
ばかりの自分がホンマ情けないです。
まあミーナさんよりも残り日々はかなり
少ないのは分かってはいますが、でも人間
今日すらも何が起こるか分かりませんからね、
極端ですか1分1秒も大切にしなくっちゃ~ね!